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セブ島
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【
セブ島
の豆知識】 - wikipediaより抜粋 |
セブ島の地理 セブ本島は長細い島で、両脇を海峡に囲まれている。島の中部の東海岸に接する小さな島がリゾート地・マクタン島であり、国際空港や経済特区、ホテル、ショッピングセンターがある一方美しい浜辺やダイビングスポットもある。島の北側にバンタヤン島、ダアンバンタヤン島がある。その他無数の小さな美しい島に囲まれ、そのうちオランゴ島などの無人島は冒険を求める観光客の目的地になっている。
セブ島は大理石の高原地帯と海岸部の平野に分かれ、典型的な熱帯の島の風景をなしている。また、うねる丘の群れと険しい山脈が島を南北に縦断している。山々は高さ1,000mに達するが、これらを覆う森は不十分である。大きな平地は島の北部やセブ市周辺に見られる。
より観光客や工業投資を誘致するため、州政府はインフラ整備に余念がない。特にマクタン島はセブ島と2つの鉄橋でつながっているが、これらの使い勝手の悪さから、更に3本目の橋を掛けるかまたは海底トンネルを作るかで議論が起こっている。ただしどちらも財政的な裏づけは不十分である。
セブ島の宗教 セブ島民の主な宗教はローマ・カトリックである。セブの守護聖人は「サント・ニーニョ・デ・セブ」で、幼いイエス・キリストのことである。サント・ニーニョの像はフィリピン最古の教会・サント・ニーニョ教会に安置されているが、この像は探検家・航海者であるフェルディナンド・マゼランがセブに到達したとき、島の王ラジャ・フマボンの妻に相互の同盟を記念して手渡されたものである。このとき王とその領民らは洗礼を受けキリスト教徒になったが、マゼランは直後にマクタン島で戦死した。王たちの洗礼はセブ最大の文化的事件として地元では受けとめられている。これを記念した「シヌログ」という祭りはセブ最大の祝祭であり、ミサの前に通りでは踊りやドラムが打ち鳴らされ、観光客も訪れ大変な賑わいを見せる。
セブ島の経済 セブの経済は従来はビーチリゾートや買い物などの観光業、中小の産業の寄せ合わせと小規模な商業が中心だが、近年は家具製造業の盛り上がりによって、セブ市はフィリピンの家具業の首都といわれるまでになった。セブ州の通商産業部は輸出に耐える製品を作る家具などの中小企業の育成に力を入れている。セブ島は森が失われ山肌が露出しているため家具の原料となる木材がなく、他の島や国外からの輸入に頼っている。また、マクタン島には輸出経済特区が二つあり産業誘致に余念がない。
セブ島の歴史 1521年3月16日、ポルトガル人の航海士フェルディナンド・マゼランはセブ島に到着した。彼はスペイン王の命を受け探検の途中で、欧州でも有名なモルッカ諸島への西回り航路を開拓し島々の実態を調べ、東方にスペインの領土を広げることが可能か調査することが旅の目的だった。マゼランのマライ人奴隷エンリケは上陸後、言葉がかろうじて通じると言った。マゼランはかつて船乗りとして訪れたマライ語圏に戻ってきたこと、世界を一周したことを悟った。
マゼランはセブの領主、ラジャ・フマボンを説得し、スペイン王カール5世への忠誠を宣誓させた。スペイン人のドミニコ会修道士が同乗していたことで、この航海はフィリピンへのキリスト教宣教の第一波となった。4月14日、マゼランは大きな木の十字架をセブの海岸に立て、400人ほどのセブ人が洗礼を受けた。セブの王と王妃も洗礼を受け、スペイン王夫妻に敬意を表してそれぞれカルロスとフアナという洗礼名を受けた。後にセブの守護聖人になる幼きイエスの像、サント・ニーニョ像もスペイン側とセブ側の平和の証として王妃に手渡された。
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